9/30 SAT|[公演2]古楽祭ガラ・コンサート(志度)

3時だョ! 全員集合

日時|2023年9月30日(土)15:00-17:30(開場:14:30)終演時刻は予定です
会場|源内音楽ホール(さぬき市志度音楽ホール)大ホール
料金|【全席自由】一般(前売) 4,000円(当日)4,500円 高校生以下1,000円

チケットぴあ https://t.pia.jp(Pコード247-463)
香川県内お取扱いプレイガイド
源内音楽ホール(さぬき市志度音楽ホール) 087-894-1000 ※電話予約可
レクザムホール(香川県県民文化会館)窓口 サービスセンター(小ホール棟1階)087-823-5023
楽器堂 OPUSイオンモール高松店 087-832-8016
ハイスタッフホール(観音寺市民会館) 0875-23-3939
それぞれの拠点での販売枚数には限りがございます。予めご了承ください。

◎出演
Vox Poetica[佐藤裕希恵(ソプラノ) 瀧井レオナルド(リュート)]
みのりてんデュオ[出口実祈(ヴァイオリン) 上田朝子(テオルボ)]
パトリック・デネッカー(リコーダー)
井上玲(リコーダー)
柴田俊幸(リコーダー)
森川麻子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
上羽剛史(チェンバロ)

◎プログラム
【第1部】聴く! シェイクスピア 〜ロンドンの街角から 当世英国音楽事情
Vox Poetica ヴォクス・ポエティカ
♪R. ジョンソン:聴いて、聴いて、ひばりが シェイクスピア『シンベリン』より
 Robert Johnson (ca. 1583-1633): Hark, hark, the lark
♪作曲者不詳:勇ましきウィロビー卿
 Anonymous: Brave Lord Willoughby (Folger Library V.b.280)
♪J. ダウランド:運命 *リュート・ソロ
 John Dowland (1562/63-1626): Fortune
♪作曲者不詳:グリーンスリーヴズ ─ 緑の袖の人 ─
 Anonymous: Greensleeves (Florida ‒ Hove, 1601)
♪作曲者不詳:かっこよくすてきなロビン
 Anonymous: Bonny sweet Robin (British Library Add.31392/ Folger Library V.b.280)
♪作曲者不詳:柳の歌 シェイクスピア『オセロー』より
 Anonymous: Willow song
♪J. ダウランド:ラクリメ 涙のパヴァーン *リュート・ソロ
 John Dowland: Lachrimae Pavan
♪J. ダウランド:プレリュード *リュート・ソロ
 John Dowland: Preludium
♪J.ダウランド:ぼくへのひどい扱いは許される?
 John Dowland: Can she excuse my wrongs
♪J. ダウランド:もう一回
 John Dowland: Come again

〜休憩中 ロビーにてバグパイプ(近藤治夫)の演奏をお届けします〜

みのりてんデュオ
♪J. ショップ:ラクリメ
 Johann Schop (c.1590 ‒ 1644): Lacrimae
♪J. プレイフォード:《ディヴィジョン・ヴァイオリン》および《ザ・ダンシング・マスター》より
 John Playford (1623-1686): from “Division Violin” and “Dancing master”
  グリーン・スリーヴズのディヴィジョン Division on Green Sleeves
  パーソンズ・フェアウェル Parsons farewell
  ザ・ファイン・コンパニオン The fine companion
  スティンゴ Stingo
  ポールズ・スティープルのディヴィジョン Division on Paul’s Steeple
♪T. モーリー:おお、私の恋人よ
 Thomas Morley (1557?-1602): O mistress mine
♪N. マッテイス:組曲 ト短調
 Nicola Matteis (1667-1737) : Suite in G minor
♪H. パーセル:歌劇《妖精の女王》より
 Henry Purcell (1659-1695): From “The Fairly Queen”
  もし愛が甘い情熱なら If love’s a sweet passion
  ホーン・パイプ Hornpipe
  今や夜は追い払われ Now the night


【第2部】パトリックとかなり愉快な仲間たち 〜イタリア初期バロックへの旅
パトリック・デネッカー、井上玲、柴田俊幸(リコーダー)
森川麻子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
上羽剛史(チェンバロ)

♪J.S. バッハ/河井リツ子(伊藤康英編):羊は安らかに草をハム太郎(原曲:カンタータ第208番「わが楽しみは、元気な狩のみ」 BWV 208より)
 Johann Sebastian Bach / Ritsuko Kawai (arr. Yasuhide Ito): Hitsuji wa yasurakani kusawo Hamtaro
(original: “Schafe Können sicher weiden” from Cantata No. 208 Was mir behagt, ist nur muntre Jagd! BWV208)
♪ B. マリーニ:「逃れよ、悲しい心よ」によるソナタ
 Biagio Marini (1594-1663): Sonata sopra “Fuggi dolente core”
♪G. P. チーマ:2声のソナタ
 Giovanni Paolo Cima (1570?-1630): Sonata a violino e violone
♪ G. フレスコバルディ:2声のカンツォン
 Girolamo Frescobaldi (1583-1643): Canzon a doi
♪M.ウッチェリーニ:ソナタ第9番
 Marco Uccellini (1603/10-1680): Sonata nona, Op. 5
♪ M.ウッチェリーニ:ベルガマスカによるアリア
 Marco Uccellini: Aria sopra la Bergamasca
(当初の発表から曲目が変更となりました。どうぞご了承ください)

チェンバロ:ジョヴァンニ・チェレスティーニ Giovanni Celestini(ヴェネツィア 1605)モデル 2015年 クラヴサン工房アダチ製作

盛りだくさんな内容で、大満足間違いなしの今年のメイン公演です!
第1部では、欧州古楽界で研鑽を積んできた俊英たちが登場し、シェイクスピアの時代の音楽を中心にお届けします。シェイクスピアの劇中で演奏されたことがはっきりしている音楽は、実は多くは残されていませんが、当時の流行り歌の曲名が台詞の中に登場するケースもあります。日本でもよく耳にする「グリーンスリーヴズ」も、『ウィンザーの陽気な女房たち』の中にそのタイトルが出てきます。Vox Poeticaによる素朴な味わいのある透明感あふれる歌とリュートの柔らかな音色をじっくりとお聴きください。
ヴァイオリンとテオルボ(長いネックをもつ撥弦楽器)による「みのりてんデュオ」のステージは、急激に人口が増え、大都市となった当時のロンドンの街角を彷彿とさせるようなプログラムです。シェイクスピアが生きた時代、劇場が労働者階級にも開放され、一般庶民もさまざまな音楽にアクセスできるようになり、音楽愛好家のための管楽器や弦楽器などの曲集や、ダンスを踊るための曲集が出版され、人気を博しました。当時の人々の息遣いが伝わってくるような、生き生きとした音楽をお楽しみください。
第2部では、初期バロックのイタリアの音楽をお聴きいただきます。器楽曲が飛躍的に発展を遂げ、ヴィルトゥオーゾ演奏家も多く誕生したこの時代。華やかな技巧的パッセージと自由で即興的なテイストにあふれた作品群は実に魅力的。世界一美しい音色を持つと評されるヴィルトゥオーゾであるパトリックと、日本の古楽界をリードする演奏家たちによるアンサンブルは聴きごたえ十分です。

佐藤裕希恵 Yukie Sato
2011年よりバーゼルのスコラ・カントルムに留学。国際古楽コンクール〈山梨〉第1位、国際ヘンデルアリアコンクール第3位受賞。2012年F. カッチーニのオペラ《ルッジェーロの救出》アルチーナ役主演(ドレスデン国立歌劇場及びバーゼル)を皮切りに、ヨーロッパ各地を中心に数多く出演。

瀧井レオナルド Leonardo Takiy
日系ブラジル人三世。バーゼルのスコラ・カントルムで名手H. スミスらのもと学び、学士号及び修士号を取得。ブラジル、スイス及び日本でソロリサイタルを開催。佐藤裕希恵とのデュオ《ヴォクス・ポエティカ》ほか、波多野睦美(メゾソプラノ)やつのだたかし(リュート)と共演を重ねる。

出口実祈 Minori Deguchi
桐朋学園大学・東京藝術大学大学院を経て、リヨン国立高等音楽院に留学し、古楽科修士号および室内楽科修士号を取得。2019年国際古楽コンクール〈山梨〉にて最高位となる第2位、同年ボンポルティ国際古楽コンクールにて第1位。2021年ブルージュ国際古楽コンクール旋律楽器部門奨励賞。リヨン在住。

上田朝子 Asako Ueda
オランダ、ハーグ王立音楽院リュート科を最高得点、古楽科を首席で卒業し、学費満額免除を褒賞され、同音楽院修士課程を優秀賞付きで修了。現在、バーゼル・スコラ・カントルム中世・ルネサンス科修士課程修了。ビアージョ・マリーニ古楽コンクール第1位、ファン・ヴァセナール古楽コンクール第3位受賞。

パトリック・デネッカー Patrick Denecker
ベルギーのリコーダー奏者。アントワープ王立音楽院でリコーダーと古楽器演奏を学び、古楽と現代音楽の双方で国際コンクール入賞多数。ブリュッセル王立音楽院のリコーダー科教授として教鞭も執った。これまでに50枚以上のCDの録音に参加、寺神戸亮とアンサンブルRed Herringを創設・主宰。

井上玲 Rei Inoue
東京大学を経て東京藝術大学大学院修士課程を学科首席で修了。2019年第32回国際古楽コンクール〈山梨〉で第3位(第1位なし)、2021年第1­1回テレマン国際古楽コンクール第2位・聴衆賞をはじめ受賞多数。NHK-FM〈リサイタル・パッシオ〉出演などリコーダー奏者として活動を展開。

柴田俊幸 Toshiyuki Shibata
高松市出身。ブリュッセル・フィルなどで研鑽を積んだ後、古楽の世界に転身。ラ・プティット・バンド他の古楽器アンサンブルに参加。2019年にはB’Rockオーケストラの日本ツアーでソリストを務める。鍵盤楽器の鬼才アンソニー・ロマニウクとのデュオで「東京・春・音楽祭」「テューリンゲン・バッハ週間」などに招聘され、リサイタルを行った。ベルギー在住。

森川麻子 Asako Morikawa
高松市出身。桐朋学園大学卒業後、オランダのデン・ハーグ王立音楽大学でヴィーラント・クイケン氏に師事。独ブレーメン国立音楽大学を経て、イギリスへ移住。ガンバのコンソートグループ《FRETWORK》のメンバーに迎えられ、世界各地で演奏や録音を行う。東京藝術大学非常勤講師。

上羽剛史 Tsuyoshi Uwaha
桐朋学園大学を卒業後、渡欧。アムステルダム音楽院を経て、ミラノ市立音楽院チェンバロ専攻を褒賞付最優等の成績を得て卒業。2019年に完全帰国し、日本での演奏活動を本格的に再開している。アンサンブル「il Merlo」「アントネッロ」メンバー。音楽教室「Studio nel Bosco」主宰。

※演目・出演者等は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※未就学児の入場はご遠慮ください。

◎会場
源内音楽ホール(さぬき市志度音楽ホール) 香川県さぬき市鴨庄 4610-44
※JR志度駅(高松駅から特急で約13分)よりタクシー10分、乗合タクシー1名 100円(詳細はこちら
 駐車場240台あり(駐車場地図

詳しいアクセス は↓↓
源内音楽ホール https://www.s-shido-musichall.jp

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

URLをコピーする
URLをコピーしました!
目次
閉じる