9月30日から10月2日まで3日間にわたって開催された古楽祭を写真とともに振り返ります(随時追加してまいります)。
9/30(金) 島古楽 in 直島(直島ホール)
お天気にも恵まれ、三分一博志氏設計による、漆喰の天井に眩い光が差し込むなかで開かれたコンサート。チェンバロがフェリーで高松から運ばれ、直島に初上陸するという歴史的な一日でもありました。当日は、地元・直島小学校の子どもたち37名が引率の先生方と一緒に来場してくれました。皆さん、ハーディ・ガーディなど初めて見る珍しい楽器に興味津々の様子。途中、曲名当てクイズなどもあり、楽しく聴いていただけたことと思います。後日、子どもたちから届いた心のこもったメッセージ、出演者一同感激しながら読みました! また、公演開催にあたりさまざまなサポートをしてくださった直島のスタッフの皆さまに、この場を借りて心より御礼申し上げます。
(photo: Yuji Iwaizumi)
9/30(金) ハーディ・ガーディ集会(茶話まつしま)
直島の東部、本村(ほんむら)地区にある素敵な古民家カフェ「茶話まつしま」さんをお借りして開催した、世にも珍しい「ハーディ・ガーディ集会」。事前に公表はしておりませんでしたが、直島島民限定で実施された(非公式な)昼の部と、夕方の部の2セッションを開催しました。ハーディ・ガーディの研究者、木村遥さんをお招きし、野崎真弥さんの実演も交えながら、この楽器のもつ歴史的背景など、わかりやすく解説していただきました。参加者の方々から熱心に質問が飛んでいたのが印象的でした。終了後、来場者の皆さんも一緒に、チルい夕焼け空を眺めながら海上タクシーで高松まで帰ったのも、良い思い出です。
(photo: Yuji Iwaizumi)
10/1(土) メインコンサート in 穴吹学園ホール
盛りだくさんなプログラムが組まれた穴吹学園ホール(旧 高松テルサ)でのメインコンサート。休憩時間にはホールのロビーや中庭でのお楽しみプログラムも。