応援してくださるみなさまへ ─ 寄付募集の趣旨
たかまつ国際古楽祭は2017年に香川県高松市で誕生し、2020年のコロナ禍の中止を除き、毎年開催されてきました。皆様のこれまでのご支援に、あらためて心より御礼申し上げます。
私たちは地域に古楽を広めることを目指し、手頃なチケット価格で様々な公演を提供してきました。特に、中学生・高校生以下には低価格を設定し、地元の小学生を招待する取り組みも行っています。そうした試みを実現するため、赤字覚悟で運営を続けてきました。また、コロナ禍によりチケット収入が激減し、資金不足となりましたが、文化庁ほかの助成金と皆様のご支援により、継続して開催できていることに感謝しています。
昨今、円安や物価高騰により音楽祭の運営経費が増加の一途をたどっており、特に今年は海外アーティストの渡航費用などの資金が不足しています。
古楽祭の継続に向けて皆さまの応援の思いを形にしていくために、今年も寄付を募集しています。ご協力を心よりお願い申し上げます。
たかまつ国際古楽祭 芸術監督 柴田俊幸
寄付募集期間(お振込期限):2024年7月11日(木)~10月5日(土) 受付は終了いたしました
古楽祭公演会場でも受付いたします
(リターン品の手渡し希望の方には、9月28日(土)「古楽祭ガラ・コンサート」受付にてお渡しいたします。事前にお申し出ください)
寄付金の額とリターン品をお選びいただくことで、いくつかのコースに分かれています。リターン品を伴わない純粋な寄付もございますので、何卒ご協力の程、お願い申し上げます。
お申込み方法
寄付の受付は終了いたしました。たくさんのご支援、誠にありがとうございました。
上のフォームが正常に作動しない場合は、メールにて以下の事項をお知らせください。受付後に実行委員会より詳細をご案内させていただきます。
1.ご芳名(フリガナ)
2.郵便番号とご住所(リターン品送付先がご住所と異なる場合は、別途ご記載ください)
3.選択された寄付コース名と選択するリターン品名(Tシャツご希望の方はサイズ(S・M・L)をお伝えください)
4.お申し込み口数
5.リターン品の受け取り方法(郵送希望 or 9/28 高松市美術館会場で受け取り)
お申込み先メールアドレス takamatsu.kogaku.2024★gmail.com(★を@に変えてお送りください)
●振込先
銀行名:百十四銀行 銀行コード0173 支店名:東京支店 店番号401
科目:普通預金
口座番号:0407954
受取口座名義:タカマツコクサイコガクサイジツコウイインカイ シバタ トシユキ
寄付コース名称とリターン品の内容
※全てのご寄付に対して柴田からの直筆メッセージ入りプログラム冊子をお送りいたします。
★Aコース 3,000円 口数制限なし
(リターン品なし/プログラム冊子郵送)
★Bコース 10,000円 口数制限なし
(リターン品なし/プログラム冊子郵送)
★Cコース 7,000円 各30口限定
(リターン品:サイン入りポストカード付きCD1種(5種の中から選択)/プログラム冊子郵送)
★Dコース 7,000円 各30口限定
(リターン品:Tシャツ/プログラム冊子郵送)
★Eコース 12,000円 各30口限定
(リターン品:サイン入りポストカード付きCD1種(5種の中から選択)/Tシャツ/プログラム冊子郵送)
★Fコース 200,000円 1口限定
(柴田俊幸出張演奏/福袋(フランスのおみやげ)/プログラム冊子郵送)
*リターン品の送付は古楽祭終了後となります。また、9/28ガラ・コンサート会場受け取りも選択できます。
*リターン品の送付先は日本国内に限らせていただきます。
*お申込み先着順となりますので、ご希望のアイテムを確実に入手されたい方はお早めにお申し込みください。
*Fコースの伴奏者謝礼・交通費・会場代は別途となります。出張先は日本国内に限らせていただきます。時期・場所などはご相談のうえ決定いたします。
リターン品一覧表
コース名 | 寄付額 | 口数 | CD | Tシャツ | メモ |
---|---|---|---|---|---|
Aコース | ¥3,000 | 無制限 | - | - | |
Bコース | ¥10,000 | 無制限 | - | - | |
Cコース | ¥7,000 | 30口 | ○5種から1種選択 | - | |
Dコース | ¥7,000 | 30口 | - | ○デザインとサイズを選択 | |
Eコース | ¥12,000 | 30口 | ○5種から1種選択 | ○デザインとサイズを選択 | |
Fコース | ¥200,000 | 限定1口 | 〇柴田俊幸 出張演奏 + 福袋(フランスのおみやげ) | 伴奏者謝礼・交通費・会場代が別途かかります。 出張先は日本国内に限ります。 時期・場所などはご相談のうえ決定いたします。 |
リターン品の紹介
第7回たかまつ国際古楽祭 特製Tシャツ
高松在住のイラストレーター、オビカカズミさんによるイラストをあしらったデザイン(2種)です。
こちらを選択される方は、デザイン(〈セルパン〉または〈太陽〉)と、サイズ(S・M・L)の2点をお選びください。
なお、サイズごとに数に限りがございます。お申込み先着順となりますので、ご希望のサイズを確実に入手されたい方はお早めにお申し込みください。
単位cm | S | M | L |
身丈 | 65 | 68 | 71 |
身巾 | 47 | 50 | 53 |
肩巾 | 40 | 43 | 46 |
袖丈 | 19 | 20 | 21 |
サイン入りポストカード付きCD
以下のCD5種から1点をお選びください。なお、サイン入りポストカードは、1のみゴーベールとジョワイエ2人のサイン、2〜5は柴田俊幸のサインとなります。また、2〜5については、先着各数名様限定で、CD本体にも演奏者のサインが入っています。
1.ジローヌ・ゴーベール(ヴァイオリン)&エリザベート・ジョワイエ(チェンバロ)「バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集」(initié)/*2024年リリース先行発売
(輸入盤:日本語解説無)
今年フランスからやってくるゲスト2人による新譜をいち早くお届け!
Gilone Gaubert & Elisabeth Joye J.S. BACH: Sonatas for Violin and Harpsichord
1-4. Sonata No. 4 in C minor BWV 1017
1. I. Largo (Siciliano)
2. II. Allegro
3. III. Adagio
4. IV. Allegro
5-8. Sonata No. 5 in F minor BWV 1018
5. I. Largo
6. II. Allegro
7. III. Adagio
8. IV. Vivace
9. Sonata No. 6 in G major BWV 1019a
III. Cantabile, ma un poco adagio
10-14. Sonata No. 6 in G major BWV 1019
10. I. Allegro
11. II. Largo
12. III. Allegro
13. IV. Adagio
14. V. Allegro
15. Sonata No. 6 in G major BWV 1019a
IV. Adagio
2.柴田俊幸&アンソニー・ロマニウク「バッハ:フルート・ソナタ集 バッハによるファンタジアとインプロヴィゼーション」(Fuga Libera)
NYCX-10272(輸入盤:国内流通仕様 日本語解説付き)
【柴田俊幸とアンソニー・ロマニウク、2つの才能の出会いが生んだ現代のバッハ像】
ベルギーを拠点に活動しながら、たかまつ国際古楽祭の芸術監督を務めるほか、ソロ活動やアンサンブルなど国際的に活躍する柴田俊幸と、チェンバロからフェンダー・ローズといった様々な鍵盤楽器を用いて、バロックからジャズまでを弾いたソロ・デビュー盤『鐘』(ALPHA631)が大きな話題となったアンソニー・ロマニウク。現代と古楽を楽器でも演奏ジャンルでも飛び越えていく2人が出会い、バッハのフルートと鍵盤楽器のための作品を録音しました。彼ららしい即興や創作を交えた、たいへん興味深い内容となっています。
「バッハが21世紀にタイムスリップし、ポップス、ジャズ、ロック ・ミュージシャン達と交流があったならば、どのような演奏をしたのだろうか?」2年前、アンソニー・ロマニウクは私にこう語りました。あれから2年を経て完成したアルバムは、全くアカデミックな響きがしないにも関わらず、バッハの頃の演奏法と芸術の非再現性を忠実に守ったものになりました。18世紀の「言語」を使いこなす我々2人の音楽家が、現代のジャズ、ロック、ポップスの歌心を練り込んだ新しいバッハ像を構築しようとしたと言い換えることもできるでしょう。単なる古楽のCDではなく、音楽を愛するすべての人に向けたバッハのCD、多くの人に聴いて頂きたいです。――柴田俊幸(国内仕様盤解説より抜粋) (輸入元情報)
収録曲情報→Tower Records
3.パトリック・デネッカー(リコーダー) ギィ・ぺンソン(チェンバロ) 「BACH in DUO」(initié)
(輸入盤:日本語解説無)
2023年のゲスト、ベルギーが誇るリコーダーの名手デネッカーによるバッハ作品集。あの美しいリコーダーの音色をふたたび!
“BACH in DUO”
Patrick Denecker, Recorder & Guy Penson, Harpsichord
Partita BWV 827
(Fantasia, Allemande, Courante, Sarabande, Burlesca, Scherzo, Gigue)
Sarabande BWV 818
Air BWV 813
Allemande BWV 810
Corrente BWV 830
Gavotte I/II BWV 808
Suite BWV 814
(Allemande, Courante, Sarabande, Anglaise, Menuet I/II, Gigue)
Sarabande BWV 813
Gavotte I/II BWV 811
Passepied I/II BWV 810
Musette BWV Anh. 126 (C.P.E.Bach)
4.アンソニー・ロマニウク「鐘 – ピアノ、チェンバロ、フォルテピアノ、フェンダー・ローズによる、古今東西鍵盤音楽の旅」(Alpha)
ALPHA631(国内仕様 日本語解説/原盤解説日本語訳付き)
2022年のゲスト、鍵盤の鬼才ロマニウクが本領発揮!
- バルトーク:ミクロコスモス SZ.107より バグパイプの音楽 アレグレット ト長調 – ピアノ
- J.S.バッハ:イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807より I. 前奏曲 – ピアノ
- J.S.バッハ:イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807より I. 前奏曲 – フェンダー・ローズ
- ドビュッシー:前奏曲集 第1巻より 帆(ヴェール) – ピアノ
- リゲティ:ムジカ・リチェルカータより VII. カンタービレ、モルト・レガート – ピアノ
- バード:鐘 T.442 – チェンバロ
- クラム:マクロコスモス第2集より IV. 双子の太陽 – ピアノ
- ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126より IV. プレスト – ピアノ
- バルトーク:ルーマニア民族舞曲 SZ.56より III. 踏み踊り アンダンテ – フォルテピアノ
- モンポウ:ひそやかな音楽 第2巻より XIII. トランクィロ – ピアノ
- モーツァルト:アダージョ ロ短調 K.540(即興の前奏曲付き) – フォルテピアノ
- チック・コリア:チルドレンズ・ソング – フェンダー・ローズ
- モンポウ: ひそやかな音楽 第1巻より V. レガート・メタリコ – ピアノ
- ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28より IV. ロンド、アレグロ・マ・ノン・トロッポ – フォルテピアノ
- ラモー:クラヴサン曲集と運指法より ロンドー形式のミュゼット、即興の前奏曲付き – チェンバロ
- 作者不詳(1300年頃、フランドル):フルートフーセ写本 II.108より さらば愛しい人、私は行かねばならぬ – フェンダー・ローズ
- パーセル:単音によるファンタジア ヘ長調 Z.745 – ピアノ
- J.S.バッハ:イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807より VI. ブーレー – チェンバロ
- コラ(即興) – チェンバロ
- 『辻音楽師』による即興 – フォルテピアノ
- ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ第1番ハ長調 Op.87(即興の前奏曲付き) – ピアノ
フォルテピアノやチェンバロなどの古楽系鍵盤奏者として各方面に出演するほか、同時代の作品解釈にも一家言あり、柴田俊幸とのバッハのフルートと鍵盤のための作品集(FUG792/NYCX-10272)ではチェンバロとフォルテピアノ、パトリツィア・コパチンスカヤのアルバム『TAKE TWO』(ALPHA211/NYCX-20002)ではチェンバロとトイ・ピアノで共演しているアンソニー・ロマニウク。生まれ育ったオーストラリアでジャズにどっぷりとはまった後、アメリカへ渡りクラシック・ピアノを学習、数年後から古楽を学んだ彼は、当地でロックや電子音楽にも深く熱中していきました。
そんな彼が思い描く鍵盤楽器の音楽を存分にやり遂げた、目の覚めるような構成によるソロ・デビュー・アルバムがこちら。バードからチック・コリアまでの作品を、モダン・ピアノを中心としながらも、フォルテピアノ、チェンバロ、そしてフェンダー・ローズまでを縦横無尽に駆使して演奏しています。その楽曲解釈は、確固たるアカデミックな基礎の上にロックやヒップホップを吸収した世代ならではの小気味よい風通しの良さが感じられ、彼がどの作品からもそれぞれが持つ美しさを聴く者に示してくれる抜群の才気の持ち主であることを知らしめています。フェンダー・ローズによるバッハの面白さなど意外性も相まって、最後まで一気に聴かせるアルバムです。
5.ジャン・ポール・エスティヴェナート(トランペット)、マルセル・ポンセール(オーボエ)、アンソニー・ロマニウク(チェンバロ、ピアノ、オルガン)、イル・ガルデリーノ「トリプティク~バッハによるジャズと古楽のクロスオーバー」(Fuga Libera)
『Miseria(困窮)』
1. B-A-C-Hによるインプロヴィゼーション
2. J.S.バッハ:カンタータ『泣き、嘆き、悲しみ、おののき』 BWV12よりシンフォニア~『泣き、嘆き、悲しみ、おののき』によるインプロヴィゼーション
3. J.S.バッハ:カンタータ『深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる』 BWV38より合唱(第1曲)
『Transitio(移行)』
4. J.S.バッハ:カンタータ『片足は墓穴にありてわれは立つ』 BWV156よりシンフォニア
5. J.S.バッハ:前奏曲 変ロ短調 BWV867によるインプロヴィゼーション
6. J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第1番 BWV1052よりアダージョ(第2楽章)
7. エスティヴェナート:移行(Part1&Part2)
『Transfiguratio(変容)』
8. J.S.バッハ:オーボエ協奏曲 BWV1053Rよりシチリアーノ(第2楽章)
9. J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第1番 BWV1052よりアレグロ(第1楽章)
10. J.S.バッハ:カンタータ『安らぎと喜びもてわれは行く』より合唱(第1曲)(バート・ジョリス編曲)
ジャズ・トランペットとバロック・オーボエ、
2人の名手の出会いが生んだ味わい深いクロスオーバー・アルバム
ベルギーのジャズ・シーンで最も注目されているアーティストのひとり、トランペット奏者のジャン・ポール・エスティヴェナートと、バロック・オーボエの名手マルセル・ポンセールが出会い、ポンセールとヤン・デ・ヴィンネが主宰するイル・ガルデリーノと共に作り上げたバッハ・アルバム。さらに、バロックから現代、ポピュラー音楽までをまたにかける活躍で今話題の鍵盤奏者、アンソニー・ロマニウクも参加し、インプロヴィゼーションやオリジナル曲も盛り込んだ異色の内容に仕上がっています。
ポンセールが奏でる表情豊かなオーボエとエスティヴェナートのアドリブを交えたトランペットを中心に、全体にしっとりとした味わいのなか、さりげなくも鮮やかな絡みを聴かせるロマニウクの鍵盤の存在感にも注目です。コントラバスのサム・ゲルトマンスもベルギーで活躍するジャズ・ベーシスト。(輸入元情報)