写真で振り返る第7回たかまつ国際古楽祭 その2

プレイベントも含め4日間にわたり行なわれた今回の古楽祭を写真で振り返ってまいります。撮影は、高松を拠点に活躍するフォトグラファー、岩泉雄士さんです。

9/27(金)知らぬが仏生山@円光寺

柴田カントクの出身地でもある高松市の仏生山地区。江戸時代には大名行列も通った街道沿いにある円光寺で行われた公演には、雅楽芸人としてもお馴染み、カニササレアヤコさんとスイス在住のリュート奏者、坂本龍右さんが登場。まさに「仏の古楽」を象徴する会場で、世にも稀な編成でルネサンス期の愛すべき小品を披露してくれました。境内には明かりが灯され、幻想的な雰囲気に。地元住民の皆さんが多数ご来場くださったのも嬉しかったです!

9/27(金) LIVE ほとけにカンパイ!@のみもの家

円光寺の公演に続いて、徒歩数分のところにある「のみもの家」では、バロック・ファゴット(長谷川太郎さん)とセルパン(橋本晋哉さん)という、これまた珍しい低音楽器のデュオによる限定6名+αのまさにプレミアムなライブを開催。長谷川さんはランケットも演奏!のみもの家さん自慢の地ビールなどとともに、古楽祭ならではのマニアックすぎる夜のひとときをお楽しみいただけたのではないかと思います。ちなみに、スタッフは終電に乗り遅れ、柴田カントクの車でホテルまで送ってもらいました(笑)。

9/28(土) ワークショップ「瞳を閉じたらヴェルサイユ」@市民交流プラザIKODE瓦町 アートステーション

土曜日の午前10:30から行われたワークショップは、前半が瞑想。ヨガ講師かわだゆきみさんの優しい声に導かれて、参加者の皆さんだんだん心がほぐれていく様子が端から見ていてもわかりました。ほどよいリラックスと集中のなかで聴く、坂本龍右さんのリュートの音色の美しいこと!そして後半はいよいよバロック舞踏。松本更紗さんの指導のもと、音楽にのってステップを踏む皆さん。初めてという方も多かったようですが、リズムを体で感じてすぐに順応していたのは驚きでした。

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