第5回のみどころ&出演アーティスト一覧

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国内外のトップ・アーティストが瀬戸内に集結!

 穴吹学園ホール(高松市)でのメインコンサートには、第53回(2021年度)サントリー音楽賞を受賞したリコーダーの第一人者・濱田芳通が初参加。NHK 交響楽団首席ホルン奏者を昨年まで務めた福川伸陽やバッハ・コレギウム・ジャパンの首席バロック・オーボエ奏者の三宮正満ら歴史的管楽器の第一人者が集結した「レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ」、高松市出身で今年から東京藝術大学古楽科の非常勤講師に就任したヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の森川麻子も登場。また、「東京・春・音楽祭 2022」の大トリを飾ったチェンバロ奏者アンソニー・ロマニウク、ブリュッセル王立音楽院古楽科学部長を務めるチェンバロ奏者、バルト・ナーセンスの二人がベルギーから来日。さらに、自身もリコーダー愛好家であるフリーアナウンサー/コンサートソムリエの朝岡聡が司会を務めるなど、豪華出演陣を迎えての開催です。
 特に、ブロードウッドのオリジナルのフォルテピアノ(1800年頃製作)が高松にやって来ることは大きなトピックス。当初、2020年の当古楽祭で披露されるはずでしたがコロナで中止となり、約2年半の時を経て、今回ようやくお目見えします。自宅にブロードウッドを所有していたことで知られるベートーヴェンですが、彼の室内楽作品がどのように響くのか? ツワモノ揃いのピリオド管楽器アンサンブルとの共演で聴くことのできる非常に貴重な機会です。

 また、今年は瀬戸内に浮かぶ直島で「島古楽」と題した演奏会を開催。チェンバロが海を渡るだけではなく、ハーディ・ガーディなどテレビやCDでもなかなかお目にかかれない珍しい楽器が登場します。恒例となった音×食のコラボ企画では、歴史料理研究家の遠藤雅司が、J.S.バッハが食べた当時の晩餐会メニューを忠実に再現!小豆島のリゾートホテルで瀬戸内海を眼下に望みながら、古(いにしえ)の食と音楽を楽しむひとときをお届けします。

Artists
濱田芳通(リコーダー) Yoshimichi Hamada
大塚照道(リコーダー) Terumichi Otsuka
レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ Les Vents Romantiques TOKYO
 三宮正満(ヒストリカル・オーボエ) Masamitsu Sannomiya
 満江菜穂子(ヒストリカル・クラリネット) Nahoko Mitsue
 村上由紀子(ヒストリカル・ファゴット) Yukiko Murakami
 福川伸陽(ナチュラル・ホルン) Nobuaki Fukukawa
森川麻子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)Asako Morikawa
アンソニー・ロマニウク(フォルテピアノ、チェンバロ) Anthony Romaniuk
バルト・ナーセンス(チェンバロ) Bart Naessens
大山まゆみ(チェンバロ) Mayumi Oyama
佐々木千文(チェンバロ) Chifumi Sasaki
石川友香理(チェンバロ) Yukari Ishikawa
山下実季奈(チェンバロ) Mikina Yamashita
木村遥(お話) Haruka Kimura
野崎真弥(ハーディ・ガーディ) Maya Nozaki
カニササレアヤコ(笙/雅楽芸人) Kanisasare Ayako
音食紀行 遠藤雅司(歴史料理研究家) Masashi Endo
朝岡聡(ナビゲーター、リコーダー) Satoshi Asaoka

柴田俊幸(芸術監督、フラウト・トラヴェルソ) Toshiyuki Shibata

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