芸術監督 柴田俊幸からみなさまへ

皆様に大切なお知らせがあります。

このたびの新型コロナ感染症拡大を踏まえ、第4回たかまつ国際古楽祭はプログラムを一部中止・変更し、規模を縮小することを決定しました。その理由を説明させてください。

香川県は、8月27日からまん延防止等重点措置の対象になっています。医療従事者や保健所の方々は対応に追われ、帰宅するのが午前3時を過ぎるというお話も聞きました。香川県の新型コロナ感染者数は減少傾向にあるものの、依然として医療機関への負担は大きいままです。

地方で開催される音楽祭として、県外からのお客様が多いのが、私たちの音楽祭の特徴です。万全のコロナ対策をおこなったとしても、古楽祭の開催が人の流れを作り、感染を生む原因の一つになる可能性があることは、否めません。

事務局スタッフ一同、感染状況を見守りつつ議論を重ねてきましたが、こうした状況を踏まえ、今年の古楽祭を一昨年までのように「お祭り」という形で皆様に楽しんでいただくことは難しいと判断しました。

昨年に続く中止も考えました。
しかし「見えない圧力」により、音楽ホールから音が消えることは、あってはならない、と強く思っています。

また音楽ホールの客席ではクラスターは発生しておらず、声を出さないコンサートホールでの鑑賞は十分に安全であることが政府・専門家から報告されています。 そこで、9月25日、26日は、 「第4回たかまつ国際古楽祭 XS(エクストラスモール)」 と題し、以下の対策を実施し、規模を最大限に縮小した上での開催を目指す運びとなりました。

・演奏会場の絞り込み
・公演数の大幅な削減
・観客数の制限(収容率50%以内の人数)
・出演者・スタッフ 音楽祭期間の行動ルールの制定
・接触機会削減のための電子チケットの導入
・一部の公演のオンライン配信

詳しくはチラシとHPに掲載しているスケジュールと感染症対策をご覧いただければ幸いです。

高松市民の皆様にご心配をかけないことを最大限に考慮した上で、芸術の灯火を消さないために、悩みに悩んだ末にまとめあげた、私たちの答えです。

私たち芸術家は、答えのない世界を生き抜くことを得意としています。コロナ禍という答えの見えない世の中に、少しでも光を当てられる存在になれるように、古楽祭の開催に向けて日々最大限の努力をしてまいります。

たかまつ国際古楽祭 芸術監督


>>第4回たかまつ国際古楽祭XSスケジュールはこちら

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